歩道の街路灯、夏は風鈴を飾り音で季節を感じていただきました。今回は秋の爽やかな風を風車で感じていただこうかと・・・・。
歩道は青空軒先という発想で、すだれに・秋祭りをイメージして、お面と(なんでカトちゃんとウルトラマンだ?はおいといて)風車を飾り付けをしてみました。 カトちゃんは全部で何個あるでしょうか?時間があったら通りを歩いて数えてみてください。数がわかったら、練り歩きをしながら、瓦版を配っている人に、○○個と伝えてみましょう。いいことがありますよ!
街中練り歩き
かつて二番街は商・遊・食・風呂と界隈性のある街でした。夕方になるとアセチレンガスのにおいが漂い、歩道には、果物や瀬戸物の叩き売り、人相見、がまの油売り、くじ引き飴屋などが思い思いに通りを占拠しお客さんを集めていたようです。
そんな懐かしい通りを少しでも再現できないかと、○○風な人たちが、街を練り歩きます。懐かしさといえば、駄菓子、これも今回は配りながら歩きます。なにかちょっとした出会いがあるっておもしろいですよね!
札幌の中心街、丸井さんからスガイさんを通って三六号線までの二丁目の通りが二番街です。
昔は、胆振通りと呼ばれ、掘割があったとのこと、石狩湾で取れた鮭が石狩街道をくだり、今のダイソーさんが入っている富樫ビルここには冷凍倉庫があり、この場所で鮭を加工し皆さんの食卓へと運ばれていました。また、地下鉄・地下街が出来るまで、この通りは黄金回廊と呼ばれ、商・遊・食・風呂となんでも揃っている街並みになっていたのです。
もちろん黄金回廊というくらいですから、通りには人があふれていたのは言うまでもないですよね。街は子どもたちの遊び場でもあり、冷凍倉庫にアイスをこっそりしまってもらっていたり、屋根伝いに走り回る子どもたち、丸井さんにニュース映画を観に集まる子どもたちが多くいたようです。
そしてなんと、札幌の大道芸の発祥もここ二番街、狸小路との交差するあたりだったと記録には残っています。
一号を発行してから、なんと一年が経ってしまいました。やっと街路軒先計画・ホームページ作成と進み、これからは定期的に瓦版発行にいそしみたいと思っています。
かく言う私も、商店街の人間ではなく、この街面白いと思って関わらせてもらっている一人です。便利だけでは街が好きにはなれません。商店街の方々との出会い・かかわりが街を好きになることに繋がっていくんだということが実感できる今日この頃です。
そして、自分が居ていい場所がここに少しづつ出きてきている気がして、なんだかちょっとうれしい気分でもあります。
一緒に、こんなことに、空き時間を作ってやってみませんか?一緒に街を違うかかわりで楽しんでみませんか?